コラム
青山ブックセンター!8月の気になるイベント!!

こんにちは。シェアオフィスABBOCC運営スタッフの中西です。
シェアオフィスABBOCC表参道に隣接する新刊書店「青山ブックセンター」では、本に関連したさまざまなイベントや講座を開催しています!
今回は青山ブックセンターの8月に開催されるイベントで、中西が気になるものを一つピックアップして紹介します。
目次
『マチズモを削り取れ』刊行記念「オレたち」の優位性に抗うために 武田砂鉄 × 温又柔トークイベント
イベントの内容
文芸誌「すばる」で連載されていた『マチズモを削り取れ』に、いち早くSNSで反応し共鳴していた作家の温又柔さんと、『マチズモを削り取れ』の著者、武田砂鉄氏の対談です。
〈マチズモ=男性優位主義〉に対する「違和感」や「怒り」を言葉にしつづけることや、「当たり前」を揺さぶることの重要性について、たっぷり語り合っていただくようです!
『マチズモを削り取れ』作品・あらすじ紹介
『マチズモを削り取れ』は、ライター・武田砂鉄氏の新刊です。
路上、電車、学校、オフィス、トイレなど、日本の公共空間にはびこる〈マチズモ=男性優位主義〉の実態を12章にわたって問いを深めています。
夜道を歩くことの恐怖、通学・通勤中の痴漢被害、発言権を奪われる不条理……最も身近な日常の場面から、頑なに変わらないこの構造について考えて行く一冊です。
っといっても、私は女性ですが、日常であまりマチズモを感じたことはありません。
本を読むと「確かにそういうとこあるなー」と、納得もできるのですが、反対に女性が優位な場面も多いように感じるのです。
ただ、世の中には色々な考えがあります!
実際にこの本を読んで共感している女性は多く、「このように感じている女性がいる」ということを知ることができて、とても面白かったです。
男性にとっては、少し耳の痛い内容かもしれませんが、このように感じている女性が一定数いるということを知る上では、とても良い本だと思います。
武田砂鉄 (たけだ・さてつ)氏について
1982年、東京都生まれのフリーライターです。
出版社勤務を経て、2014年よりライターに。
武田砂鉄氏は、社会や世の中への疑問をストレートに語りつつも、誰かを傷つけるようなことはなく、読み物としても魅力的な文章を書かれるので、青山ブックセンターでも人気のライターです。
週刊誌、文芸誌、ファッション誌、ウェブメディアなど、さまざまな媒体で連載を執筆するほか、近年はラジオパーソナリティとしても活動の幅を広げています。
主な作品
- 紋切型社会――言葉で固まる現代を解きほぐす
- 日本の気配
- わかりやすさの罪
- 偉い人ほどすぐ逃げる
- マチズモを削り取れ
温又柔(おん・ゆうじゅう)氏について
台湾・台北市生まれの作家です。
3歳の時に家族と東京に引っ越し、法政大学国際文化学部卒業、同大学院国際文化専攻修士課程修了。
2009年、「好去好来歌」で第33回すばる文学賞佳作を受賞し、作家デビュー果たしています。
主な作品
- 好去好来歌
- 台湾生まれ 日本語育ち
- 真ん中の子どもたち
- 来福の家
- 空港時光
- 「国語」から旅立って
イベント詳細
- 日程:2021年8月7日 (土)
- 時間:18:00〜19:30
- 開場:17:30〜
- 料金:1,540円(税込)
- 定員:60名
- 会場:青山ブックスクール大教室(青山ブックセンター本店内)
お問い合わせ先
- お問い合わせ先:青山ブックスクール
- 電話番号:03-5485-5513
- メール:culture@boc.bookoff.co.jp
- 営業時間:平日 13時~20時 (土・日・祝休み)
- 住所:東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F
青山ブックセンター本店内
シェアオフィスABBOCC表参道について
青山ブックセンター本店に隣接するシェアオフィスABBOCC表参道は、働きやすく仕事に集中できるワークスペースを、無人管理でご提供しています。スペース内には青山ブックセンターお勧めの書籍を設置しており、ご自由にお読みいただけます。イベント会場もすぐそこなので、イベント参加前にちょっと作業をする場所としても便利です。ぜひ会員登録をしてご利用ください。